航空会社総合職の志望動機には何を書く?実例やアピールポイントを解説

こんにちは!現役・航空会社社員のたびべすとです。

たびべすと
航空会社の「総合職」として働く私たびべすとですが、仕事のかたわら、現役社員として多くの学生さんから就職の相談を受けてきました。

航空会社の総合職採用は、毎年1万通以上のエントリーシート提出がある人気の職種です。採用試験に応募するにあたり、

航空会社総合職採用の志望動機って何を書けばいいのかな。

実際に内定を獲得した学生は、どんなことをエントリーシートに書いているの?

どのように自己PRをすればいい?

こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

航空会社総合職採用のエントリーシートは、空白、もしくは自由記述欄が多いエントリーシートであり、どのように自分をアピールしていけばいのか?非常に悩むポイントかと思います。

そこで今回は「航空会社総合職の志望動機には何を書く?実例やアピールポイントを解説」と題して、実際に航空会社総合職採用の内定を獲得し、現役社員として学生のエントリーシート添削にも携わってきた私たびべすとが、

  • 航空会社総合職の志望動機に必要な要素
  • 総合職のエントリーシート内容(たびべすと実例)

これらを解説していきたいと思います。

たびべすと
それでは早速、スタート!

航空会社総合職の志望動機には何を書く?

航空会社総合職の志望動機については、「書き方の明確な正解はない」です。

ただ、私が思う「志望動機に含めるべきポイント」は以下の3点です。

  • 就職活動において、航空業界を志望した理由(会社選びの軸はなにか?)
  • 会社に入ってどのような夢・目標を実現していきたいか
  • 自分がこれまでに身につけてきたスキル・経験は、航空産業・航空会社の中でどのように生かしていけるのか

それぞれを詳しく解説していきます。

就職活動において、航空業界を志望した理由(会社選びの軸はなにか?)

あなたが航空業界を志望する理由とは何か?どんな「軸」を持って、就職希望先を選定しているのか?

まずはこの問いに対する答えを、できるだけ明確にわかりやすく伝えていくことが重要です。

さらに、航空業界と一口で言っても、国内線・国際線と幅広く事業を展開する大手航空会社、地方・国内路線をメインで運航する地域密着型の航空会社、外資系航空会社など、さまざまな会社が存在します。

仮にあなたが志望する会社が「日本航空」であれば、

面接官

全日空ではなく、日本航空を選ぶ理由はなぜ?

全日空と日本航空を併願していて、どちらからも内定をもらった場合、どちらの企業にいきたいのか?

この点は必ず、面接で問われるポイントになります。

自己分析に加えて、企業分析もしっかり行った上で、面接に挑むようにしましょう。

会社に入ってどのような夢・目標を実現していきたいか

仮にあなたが面接官だとしたら、

学生A
この会社の社員として、頑張っていきたいと思います。
学生B
この会社の社員として、自分の夢である「▲▲」を実現し、会社の■■に貢献していきたいです。

この2名のアピール、どちらがより響くか?と聞かれると、明らかに後者ですよね。

これは、航空会社によらず、他の企業の採用面接においても共通する内容ですが、ただ「頑張りたい」とアピールするだけでは、

その会社で長く働いてくれるか?モチベーションを落とさずに働き続けてくれるのか?

この部分の説得力に欠けてしまう印象があります。

「どのように頑張りたいのか?」「何を実現して、どんな形で貢献してくれるのか?」この点を志望動機に盛り込んでいきましょう。

自分がこれまでに身につけてきたスキル・経験は、航空産業・航空会社の中でどのように生かしていけるのか

あなたがこれまでに培ってきたスキルや経験を織り交ぜながら、どのように会社へ貢献できるのか?を、志望動機の中で伝えていきましょう。

特に航空産業・航空業界は、LCCの誕生や外資系航空会社の台頭、さらにはリモートワーク・リモート旅行などの普及で、今後も変化が激しい業界になります。

そのため、あなたのスキルや経験は「航空産業という競争が激しい業界の中でどのように生かしていけるのか?」この点を特に意識して志望動機に盛り込んでいくことで、より説得力が増す志望動機となります。

たびべすと
自分を採用して損はないです!と採用面接官に、うまくアピールすることが大事です。
この子を他の会社に取られたくない・・・!そう思わせたら完璧ですね。

実際に内定を獲得したたびべすとのエントリーシート実例とアピールポイント

ここまで、志望動機に入れるべきポイントをご紹介してきましたが、当時たびべすとが就職活動していた際にも、ご紹介してきた以下3点のポイントは、エントリーシート内に盛り込めるよう意識していました。

  • 就職活動において、航空業界を志望した理由(会社選びの軸はなにか?)
  • 会社に入ってどのような夢・目標を実現していきたいか
  • 自分がこれまでに身につけてきたスキル・経験は、航空産業・航空会社の中でどのように生かしていけるのか

ここからは、たびべすとがどのようなエントリーシートを提出し、内定を掴み取ったのか?実例をご紹介していきます。

エントリーシート実例(イメージ)

自由記述欄(白紙部分)が多いエントリーシートでしたので、先にご紹介したポイント3点は、図や絵柄をふんだんに取り入れて表現しました。

この時に意識していたのが、以下3点です。

  • 結論ファーストで記載する
  • 最低限、図や絵柄部分だけ目を通せば、志望動機が伝わるようにする
  • 文章を入れる際は、要点(アピールポイント)を太字&大きな字で書くようにする

採用を担当する社員は、短い時間の中で、かなりの枚数のエントリーシートに目を通すことになります。

一枚一枚のエントリーシートをじっくり読んでいただける機会は、最終面接レベルまで進まないと「ない」と考え、「1分でわかるエントリーシート」を心がけていました。

たびべすと
エントリーシートは何度も何度も書いて、ベストなものを探っていきましょう。私の場合は最終的に3パターンほど用意し、どのエントリーシートがわかりやすいか、OB社員や内定者の先輩にチェックしてもらいました。

エントリーシートでのアピールポイント

航空業界での仕事をイメージし「自分が一番会社に貢献できるポイントはなんだろう」と考えた際に浮かんだ答えは「チームワーク」でした。

エントリーシートにおいても、最もアピールしたいポイントとして「チームワーク」を掲げ、以下3つのエピソードを盛り込みました。

  • 高校時代に、部長を務めた経験
  • 大学サークルでの経験
  • アルバイト先でバイトリーダーを務めた経験

これらのエピソードを端的にわかりやすい言葉でまとめ、この経験を、どのように会社で生かしていけるのか?どんな総合職になりたいか?ご説明しました。

たびべすと
飛行機をたった1便飛ばすことにも、想像以上にたくさんのスタッフが関わっています。総合職は時に、現場スタッフのまとめ役となり、チーム員の潤滑油的な存在にもなる人材です。
チームワーク力というスキルは、航空会社社員必須のスキルですので、面接の際もしっかりアピールしていきましょう。

まとめ

今回は「航空会社総合職の志望動機には何を書く?実例やアピールポイントを解説」としてお届けしました。

エントリーシート上で、志望動機をしっかりまとめていても、面接当日に試験官を目の前にすると頭が真っ白になり、言いたいことの半分も言えない・・・時にこんなことも発生していますのが、企業の採用試験です。

これだ!という志望動機が固まったら、面接でもしっかりアピールできるよう、イメージトレーニングや模擬面接練習などでしっかり準備しましょう。

それでは今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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