航空会社総合職採用の倍率は高い?内定者の特徴や共通点をご紹介します

こんにちは!現役・女性総合職社員のたびべすとです。

たびべすと
航空会社の「総合職」として働く私たびべすとですが、仕事のかたわら、現役社員として多くの学生さんから就職の相談を受けてきました。

就職活動中の多くの学生さんが気にしている「内定倍率」特に、航空会社の総合職採用は、倍率が高いと言われています。

この記事をご覧いただいているあなたも

航空会社の総合職採用って、実際のところ倍率はどれくらいなの?

高倍率の中で内定を掴む人って一体どういう人?

こんな疑問を抱いているのではないでしょうか?

そこで今回は、新卒で航空会社総合職に合格し、多くの学生の社員訪問を引き受けてきた私たびべすとが、「航空会社総合職採用の倍率」そして「内定者に共通する特徴や共通点」をご紹介していきます。

この記事を読んでいただくことで、

  • 航空会社総合職社員の採用倍率実態
  • 航空会社総合職の内定者・社員が持っている力

このようなことがわかっていただけると思います!

たびべすと
それでは早速解説していきます!

航空会社総合職採用の倍率は高い?

航空会社総合職採用の倍率ですが、間違いなく「高い」です。

大手日系航空会社の総合職採用は、文系・理系問わず応募が可能な「事務職(企画職)」と、理系学生のみが応募できる「技術職」に分けられますが、いずれの職種も、倍率が高いことで知られています。

その中でも特に、「事務職(企画職)」の採用倍率は【100倍】以上と言われており、かなり狭き門であることが分かります。

実際に、総合職での採用を目指す学生のためのスクールも存在し、そこでも募集倍率は100倍と紹介されています。

日本航空の業務企画職(事務系、数理・IT系、技術系)、全日本空輸のグローバルスタッフ職(事務、技術)を始めとするエアラインの総合職に内定するためのコース。100倍もの競争倍率突破のため、航空業界就職に精通した講師陣が航空業界ならではのポイントを踏まえつつ、無制限のエントリーシート添削、面接対策を通し、受講生の魅力が最大限に航空会社に伝わる方法を伝授します。筆記試験で足切りされることがないよう、SPI等筆記試験対策のオンデマンド映像授業も見放題です。

引用:TOKYO VIC ACADEMY

総合職事務職に関し、なぜここまで採用倍率が高いか?というと、

  • 文系・理系、大学での専攻を問わず、応募が可能な職種であること
  • 日本全国、時には海外からも、採用試験への応募があること
  • 内定者数が少ないこと
  • 専門職と比較して人気が高い

このような理由が考えられます。

たびべすと
実際に私が採用試験に合格した際も、応募総数は1万通以上あったと言われており、採用試験に合格できた同期の人数は30名程度でした。

CAやパイロットと異なり、航空会社内のあらゆるフィールドで活躍することができる総合職は、男性・女性問わず多くの方が応募する人気職種となっているようです。

航空会社総合職の内定者特徴や共通点

実際に航空会社総合職の内定を掴み取った内定者、そして社員にはどのような特徴や共通点があるのか、以下にまとめてみました。

まず、内定者の特徴としてはこのようなポイントが挙げられます。

  • 個性豊か(自分の意見をしっかり持っている)
  • 学生時代に打ち込んだもの・ことがある
  • 海外経験がある、もしくは語学力がある

もちろん、全員が全てを満たしているわけではなく、海外経験がなく英語が苦手という内定者もいます。

ただ、ほぼ全員がここに挙げているいずれかの特徴に当てはまっていました。

 

そして、内定者の共通点としてはこのようなポイントが挙げられます。

  • コミュニケーション力が高い
  • チームワークと仲間を大切にする
  • 「夢」や「目標」を持っている

これらのポイントに関しては、内定者に限らず総合職社員の全員に当てはまると言っても過言ではありません。

それでは、ここであげた特徴・共通点をより詳しく解説していきます。

内定者の特徴

まず内定者の特徴として「個性が豊か」というのは真っ先に挙げられる特徴です。

いい意味で「動物園みたいな」同期という印象でした。

それぞれが自分の意見をしっかり持っていて、自信を持って発言をするため、同期どおしで話していると議論が白熱して終わらないことも・・・。

また、学生時代に何らかのスポーツや部活、ボランティアに打ち込んでいた人が多いです。

たびべすと

全員ではありませんが「これを語らせたら、あの人が一番!」というものを持っている人が多かったですね!

「海外経験」についても、帰国子女や海外留学といった実績を保有している人が多く、仮に経験がない人であっても、英語や中国語といった語学に優れている人が多かったです。

たびべすと
私たびべすとも、海外経験がない内定者の一人でしたが、英語については学生時代にしっかり勉強していたこともあり、自信を持っていました!
英語以外でも中国語やフランス語、スペイン語など、何か一つでも、日本語以外の言語で話せるものがあると強いですね。

国際線運航を行なっている航空会社社員である以上、英語を使わないということはまずあり得ません。

私自身、日々の会議やメールの中で当たり前のように、英語を使っています。

特に総合職の場合は、海外転勤の辞令が降りる可能性も十分にありますので、学生のうちに最低限「日常会話レベル」の語学力を身につけておきましょう。

内定者の共通点

航空会社総合職の活躍領域は、社内ほぼ全ての部署、そして場合によっては海外事業所、他社への出向など、幅広く多岐に渡ります。

また、パイロットやCA、整備士といった”プロ”の力がたくさん合わさって、やっと飛行機が飛ぶ「航空事業」の特性上、

  • コミュニケーション能力
  • チームワーク

これらは内定者・社員に共通して求められる”必須”能力であり、航空会社総合職の共通点でもあります。

また、個々人が成し遂げたい「夢」や「目標」を持っているというのも、内定者・社員に共通してみられるポイントです。

たびべすと
航空会社総合職を志望する際は、その会社でどんなことを実現したいのか?何をしたいのか?徹底的に自己分析をして、見つけてくださいね!

航空会社の総合職採用に学歴フィルターはある?

倍率が高い航空会社総合職採用。採用選考段階における「学歴フィルター」はあると思っておきましょう。

採用担当者は限られた期間で、1万通を超えるエントリーシートを確認しています。

全てのエントリーシートを隈なく確認することは、時間の制約上非常に厳しく、全くの無名大学や偏差値が低い大学は、エントリーシートによる選考段階でお断りされてしまう可能性が高いです。

たびべすと
現に、社員の出身大学を見ていても旧帝大や、早慶といった難関大学出身者が多いように思いますね。
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まとめ

今回は「航空会社総合職採用の倍率は高い?内定者の特徴や共通点をご紹介します」として、航空会社総合職の内定者・社員についてご紹介してきました。

倍率が高いから自分には無理だ・・・

自分には海外経験がないから総合職はつとまらない?

こんな迷いや不安があっても、航空会社で叶えたい夢や目標があるのであれば、まずは「行動」しましょう!

自分自身の個性を大切に、しっかりアピールすることで必ず結果はついてきます。

それでは今回は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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