女性総合職でも単身赴任はある!仕事と家庭の両立は可能?

こんにちは!現役・女性総合職社員のたびべすとです。

たびべすと
私たびべすとは、新卒で大手企業の総合職として入社。数少ない女性総合職として、転勤・結婚・育児を経験してきた現役ママ社員です。
女性総合職としてのキャリアを考える上で「転勤」や「異動」は切りはなすことができない重要なポイントですよね。
実際に就活情報サイトや、ネット掲示板などを見ていても、女性総合職の単身赴任を心配する声は非常に多いです。
単身赴任の有無は、就職先企業の企業規模や、全国展開の有無、仕事内容によっても変わってくるため一概に言うことはできませんが、女性総合職として就職する以上、男性総合職と同じように「転勤」の辞令を避けて通ることはできません。
そこで今回は「女性総合職でも単身赴任はある!仕事と家庭の両立は可能?」と題し、現役女性総合職の私たびべすとが、就活生のみなさんが抱える不安の解決糸口となるような経験談をご紹介していきます。
たびべすと
女性総合職としての就職を迷う女子学生の皆さんは、必見の内容です。それでは、スタート!

女性総合職でも単身赴任はある!

女性総合職として就職する以上、勤務地・居住地の変更を伴う「転勤」は避けて通れない道となります。
実際に私たびべすとも、女性総合職として入社後に1年半の海外赴任を経験しました。
たびべすと
私は独身・単身での海外赴任でしたが、同じ会社内には結婚後に転勤・海外赴任をする女性総合職もいます!
私だけでなく、同じように総合職社員として入社した女性の友人の中には、地方や海外への転勤を経験している友人も多いです。中には結婚後すぐ転勤となり、夫と離れて単身赴任生活を送る友人もいます。
女性総合職として働く以上、結婚後であっても転勤の辞令がおりて「単身赴任」となることもあり得るのです。
転居を必要とする人事異動がある企業数割合は29.2%(前回10年28.1%)となっている。「有配偶単身赴任者がいる」企業数割合は19.6%(同19.1%)となっており、「女性の有配偶単身赴任者がいる」企業数割合は0.6%(同0.4%)となっている。
「有配偶単身赴任者がいる」企業数割合を企業規模別にみると、1,000人以上で81.0%、300~999人66.8%、100~299人30.3%、30~99人9.8%で、規模が大きいほど割合が高い。
平成16年1月1日現在の「有配偶単身赴任者総数」は317,000人(同314,100人)となっている。
実際に、厚生労働省が行なった「有配偶者」の単身赴任有無に関する調査においても、配偶者を持つ女性が転勤する割合が全体の0.6%程度あることを示しています。
就活生
0.6%という割合だから、女性の単身赴任はかなりのレアケース?
このように思いがちですが、厚生労働省が行なった「有配偶単身赴任者対策」の資料の中では、
  • 従業員数が1000人を超える大企業においては、80%以上の企業で「有配偶者」の単身赴任が行われている
  • さらにそのうちの7%以上の企業で女性の単身赴任が発生している
このように紹介されています。つまり、大手企業に就職する女性総合職ほど、結婚後に単身赴任を行う可能性が高い、このように読み解くことができます。
ここまで読むと「女性総合職として働く以上、仕事が忙しく転勤もあるようであれば、家庭を持つことや子育ては厳しい」このように考えてしまう方もいるのではないでしょうか?

女性総合職として、仕事と家庭の両立は可能!

女性総合職であっても、仕事と家庭を両立させて働き続けることは十分に可能です。もちろん、働く企業や働き方、周囲のサポートの有無によって、両立が厳しいと言わざるおえないパターンもあるかもしれません。
ただ私自身、現役の女性総合職として働く傍らで、プライベートでは2歳娘の育児に奮闘する「シングルマザー」です。
そして私と同じように、フルタイムで忙しく働く女性総合職の友人で、ワンオペ育児(そして夫の世話まで・・・)こなしている女性はたくさんいます。
「女性総合職として働く以上、プライベートを諦めなくてはならない・・・」「結婚して子供が生まれたら、女性総合職としては働けない」
忙しく働く総合職社員の姿を見ていると、このような不安を抱えてしまう気持ちはわかりますし、実際に私の就活生として企業選び・職種選びに悩んでいる際は同じような不安を抱えていました。
可能であれば、企業選びをする際に・・・
  • 女性管理職の有無
  • 女性総合職社員の割合
  • 福利厚生制度(企業内託児所の有無)
  • 勤務形態(時短勤務や在宅勤務などの制度有無)
  • 勤務地の候補

このようなポイントはチェックしておきましょう。特に女性管理職が多い会社は、女性が長く働ける・出世できる会社であり、女性特有の事由(妊娠・出産・育児)に対するケア制度が整っている会社が多いです。

たびべすと
なお、私たびべすとは仕事と育児を両立するために「時短勤務」制度を利用しています。
シングルマザーであり、夫に頼ることはできないため保育園の送り迎えも全て私が行っていますし、家事・育児全てワンオペです。
もちろん、大変な毎日ではありますが、今は地域の子育て支援制度(保育園やファミリーサポート制度、病児保育など)が充実しているため、使える制度や仕組みは全部使って、なんとか両立することができています。

まとめ

今回は「女性総合職でも単身赴任はある!仕事と家庭の両立は可能?」というタイトルでお届けしました。
女性・男性関係ない「総合職」という仕事を選ぶ以上、転勤の有無や仕事と家庭の両立はどうしても気になってしまうものですよね。
可能であれば、就職希望先の企業で働く女性社員に勤務実態や福利厚生の有無など、詳しく話を聞く機会を作りましょう。大学の就職相談窓口などを活用するのも一つの手段ですよ!
それでは今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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