女性総合職の寿退社はあり?経験談や職場での反応・評価をご紹介

こんにちは!現役・女性総合職社員のたびべすとです。

たびべすと
航空会社の「総合職」として働く私たびべすとですが、仕事のかたわら、現役社員として多くの学生さんから就職の相談を受けてきました。

女性が多い航空会社ですが、総合職となるとグッとその数が減り、男性の方が多い仕事になります。

そんな女性総合職を希望する学生さんからは、女性総合職の「寿退社」事情について、ご質問をいただくことが多いです。

結婚や出産を機に、仕事をやめて家庭に入りたい、そんな思いを持っている方も多いですよね。

私自身は結婚・出産を経て、仕事と育児の「両立」を選びましたが、同じく女性総合職として入社した同期の中には「寿退社」の道を選んだ女性もいます。

そこで今回は「女性総合職の寿退社はあり?経験談や職場での反応・評価をご紹介」と題して、寿退社をした同期の経験談や職場の反応、評価をお伝えしていきたいと思います。

女性総合職の寿退社はあり?経験談や職場での反応・評価をご紹介

女性総合職の寿退社ですが、私は「あり」だと感じています。

もちろん、女性総合職の寿退社に対し、さまざまな意見が挙がることは事実としてあります。

後ほど、詳しい職場の声をご紹介していきますが、どんな声が挙がっていても、職種に関係なく、あなたの人生を決めることができるのはあなた自身です。

 

「結婚」という人生にとって大きなターニングポイントで

仕事をやめて家庭に入りたい

別の会社へ転職したい

このような決断をしたのであれば、それに従うのみですし、会社や職場はそれを止めることはできません。

実際に、私と同じ女性総合職の同期の中には「寿退社」という道を選び、今は専業主婦として家事・育児に奮闘する毎日を送っている方もいます。

実際の経験談をご紹介!なぜ寿退社を選んだの?

女性総合職として入社した同期は、なぜ寿退社という道を選んだのか?そこにはこのような理由がありました。

  • 夫も同じ会社の総合職として勤務していたが、仕事内容や勤務の都合で、すれ違いが多い
  • 家庭に入って、総合職として毎日奮闘する夫を支えていきたい

 

女性総合職といえど、その仕事内容や勤務形態は、男性総合職と同じです。

特に、航空会社の総合職を選んだ場合は、夜勤やシフト制の職場に配属されたり、海外事務所への転勤辞令が降りることもあります。

寿退社を選んだ彼女が当時配属されていた職場は、まさに夜勤があるシフト制の職場。彼女の夫も、同じく総合職として、シフト制の職場で働いていたことから、夫婦すれ違いの生活に悩んでいました。

たとえ結婚という理由があっても、それを理由に配属先や勤務形態が変更されることは、ほぼありません。

そんな背景があり、同期の女性総合職は寿退社という道を選びました。

寿退社に対する職場の反応や評価

私の同期と同じような理由で、寿退社の道を選ぶ女性総合職は少なくありません。

そんな彼女らに対する職場の反応や評価には、

  • せっかく入社したのに、もったえない
  • もっと活躍してもらいたかった
  • 評価が高いゆえに、残念

こんな声が多く挙がるのも事実です。

もちろん、社員の退職が、会社や職場にとって痛手となってしまうのは女性総合職に限った話ではないですが、

「結婚すると女性は家庭に入るもの」といった、古い考えを払拭していきたい!と奮闘する女性社員も多いだけに、女性総合職社員の寿退社を残念と感じる職場の声は多いです。

 

私自身も、一緒に頑張ってきた同期の寿退社には、素直におめでとうと祝福する気持ちと共に、どこかで残念と思ってしまうところがあり、複雑な気持ちがありました。

ただし、どんな意見であっても、職場の意見や評判は【参考情報】であり、大事なのはあなた自身の思いです。

どんな決断をしたとしても、考え抜いた決断であればきっと後悔はないはず。寿退社に関しては、じっくり考えて決断していただきたいなと多います。

女性総合職として働くメリット・デメリット

ここからは、実際に航空会社の総合職として働きながら感じている、女性総合職のメリット・デメリットをご紹介していきます。

女性総合職のメリット

女性総合職という仕事には、このようなメリットがあります。

  • 幅広くさまざまな仕事を経験できる
  • 仕事の頑張りによって昇進し、管理職も目指せる
  • 一般職に比べると、給与が比較的高い

航空会社総合職の場合、活躍のフィールドは、パイロットや整備の現場を除く、全ての職場・仕事になります。

もちろんこれは、就職先の企業によるところもありますが、国内・海外への転勤や、社内の職場異動などで様々な仕事を経験できる点が、総合職という仕事の面白みであり、もちろん大変な部分でもあります。

女性総合職だからといって活躍の幅が狭まることはなく、男性と同じように活躍し、場合によっては昇進して管理職を目指していくことも可能です。

おそらく、多くの方が気になるお給料の部分も、総合職という仕事柄、比較的高いことが多いです。女性だから給与が低いということは一切なく、モチベーション高く仕事に臨むことができます。

女性総合職のデメリット

対して、女性総合職という仕事には、このようなデメリットがあると感じています。

  • 異動、転勤の辞令が出ることがある
  • 仕事とプライベートの両立が大変

異動・転勤に関しては、多くの就活生が気になる部分かと思いますが、実際に多くの総合職社員が異動・転勤を経験しています。

特に、国内・海外共に幅広い地域に活動の拠点がある航空会社の場合、自宅から遠く離れた土地への転勤辞令が出ることも。

海外転勤がない場合でも、会社内あらゆる部署が総合職の活躍フィールドになるため、ずっと同じ仕事に就くことはほとんどありません。

この点は、男性・女性関係なく、総合職として覚悟しておくべきポイントになります。

たびべすと

ただし、育児をしている場合や両親の介護で転勤するのが厳しい場合、会社側に家庭の事情を伝えた上で、転勤をしない配慮をお願いすることも可能です。

さらに、仕事量が多い総合職は、残業や休日出勤で対応することも少なくありません。

時には、仕事とプライベートの両立が大変と感じてしまうことも。

私自身、妊婦時代には産前休暇に入るギリギリまで仕事を続けていましたが、ちょうど仕事が忙しい時期と妊婦の時期が重なり、仕事と自分の体のケアを両立させることに、かなり苦労しました。

たびべすと

私の会社では、産前休暇に入る時期を自由に選択することができます。妊娠が分かってすぐ、休暇に入る人もいればギリギリまで働く人、さまざまです。

総合職であっても、女性特有の事由で体のケアを優先しなくてはならない場合は、仕事の内容や仕事量など配慮をしてもらえるケースが多いので、安心してくださいね。

 

今も、仕事と育児の両立で忙しく大変な日々を送る毎日ですが、それ以上にメリットが大きいと感じている女性総合職のお仕事。

寿退社も一つの「道」ではありますが、総合職としてあらゆる可能性を見つけてほしいというのが、女性総合職として働く私の素直な気持ちです。

まとめ

今回は「女性総合職の寿退社はあり?経験談や職場での反応・評価をご紹介」として、女性総合職の寿退社事情をご説明しました。

結婚や出産は、女性にとって大きなターニングポイントになりますが、大変な就職活動を経てやっと入社した会社を退職するという決断も、重要なターニングポイントになります。

職場の声や評価はあるものの、自分の思いを大切に「道」を決めていきましょう。

それでは今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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